所沢市 藤本正人市長が COP27のサイドイベントに登壇

所沢市の藤本正人市長が、世界首長誓約/日本の誓約自治体を代表して、シャルムエルシェイク(エジプト)で開催された気候変動枠組条約COP27のサイドイベントに登壇しました。

2022年11月16日、所沢市の藤本市長は、欧州連合(EU)パビリオンで開催された世界首長誓約のサイドイベント「防災:都市からの声」セッションに登壇しました。セッションは世界首長誓約世界事務局のモデレーターにより、ニューカッスル市長(オーストラリア)、ケリマネ市長(モザンビーク)、ブチャ市副市長(ウクライナ)、イルビド市長(ヨルダン)、ブダペスト副市長(ハンガリー)が参加し、それぞれの地域が直面している気候変動のリスクとその対策について話しました。
藤本市長は、近年、夏の猛暑で熱中症による死者が出ること、予防対策としての冷房を使うことは、一方で、電力を使用し室内の熱を街に放出する悪循環がジレンマだと報告。
ブチャ市の副市長は、地球温暖化の影響か今年は例年より暖かい11月で暖房費用が少なく助かっている一方、ロシアのウクライナ侵攻を機にエネルギーの脆弱性が明らかになった。エネルギーを転換していくことが重要であり、どの地域でも予め考え備えておくべきだと指摘しました。
それぞれの地域、国、都市とその気候により、気候変動のリスクの状況やそれに対処するためのアプローチがいかに多様であるかを再確認しました。

2022年11月17日、所沢市の藤本市長は、日本パビリオンで開催された環境省・OECD主催のサイドイベント「ゼロカーボンシティ実現に向けた先行的取組」に登壇しました。環境省のプレゼンに続いて、世界首長誓約のプロジェクトの担当でもある欧州委員会ENER総局のエーロ・アイリオ氏が、欧州の100の先行地域について紹介。欧州からはダブリン市(アイルランド)、アジアからハイフォン市(ベトナム)、日本からは、所沢市と横浜市が事例を発表しました。