熊本県説明会を開催しました

CoMJ Seminar for Kumamoto Prefecture was held in September

「世界首長誓約/日本」セミナーin熊本を9月13日、熊本市で開催しました。

はじめに「くまもと自然エネルギーフォーラム」代表,熊本学園大学元学長・シニア客員教授の坂本正先生より「脱炭素社会構築における地方自治体の役割」と題して,熊本県内の例として自然エネルギーフォーラムの紹介や自然エネルギー発電所のネットワーク構想について基調講演がありました。

続いて,世界首長誓約/日本の竹内事務局長(名古屋大学大学院環境学研究科教授)より世界首長誓約の目的や3つのステップ,期待される効果について説明しました。日本事務局/ヘルプデスクから提供されるツールの例として,セミナー参加自治体の基準年・目標年における域内のエネルギー生産量や最終エネルギー消費量,温室効果ガス排出量の推計,2030年の削減目標の設定支援ガイド,気候変動によるリスク・脆弱性の評価/適応策立案ガイドなどについて具体的に紹介しました。

次に,一般社団法人「日本サステナブルコミュニティ協会」顧問・竹林 征雄様より「九州におけるエネルギー地産地消などのグッドプラクティス」について話題提供頂きました。バイオマスなどによるエネルギー地産地消の事例として,宮崎県串間市の大生黒潮発電所(木質バイオマス)と福岡県大木町の循環センター「くるるん」(バイオガス)をご紹介いただきました。

資料はこちらからご覧いただけます。