GCoM アジア 国際ワークショップ in バンコクに日本から8自治体が参加しました!
2024年6月11日~6月13日にタイ・バンコクで開催されたGCoMアジア国際ワークショップに、日本から8つの誓約自治体(ニセコ町、所沢市、富山市、岡崎市、豊田市、みよし市、鈴鹿市、亀岡市)の担当者の皆さんと日本事務局のスタッフが参加しました。GCoMのメンバーであるアジア8ヵ国からも自治体の担当者と各事務局のスタッフが一堂に会しました。
1日目のワークショップのパネルディスカッションは6つあり、参加者がそれぞれの自治体の気候変動に対する取組みを発表し、意見交換しました。
2日目はポスター発表を英語で行い、自分たちの言葉で成果を発表したことで、参加者の皆さんに自治体の取組みへの思いをしっかりと伝えることができました。各国の参加者の皆さんも熱心に聞いていました。
2日目午後の現地視察では、「バブルバリア」というプラスティック等のごみが海に流出しないように回収するシステムの実証実験の予定地を訪れ、解説を聞きました。これは、欧州の企業が開発した技術で、川底に設置したチューブから泡(バブル)を出して泡の網をつくり、軽いごみは岸の方へ流されて行って回収されるというもの。この利点として、川の中も水面も生物が行き来できること、船の交通にも支障がないことを強調していました。
アジア各国での取組みを共有し、世界の自治体担当者との交流を図ることで、「Think globally, Act locally」の気持ちを高めることができました。この国際ワークショップの経験が、日本の自治体にとっても、新たなステージへのスタートとなったアジア ワークショップでした。