気候変動アクション大賞表彰 表彰式/フォーラムが行われました
2023年12月4日に東京の浜離宮朝日ホール小ホールにて、気候変動アクション大賞表彰 表彰式/フォーラムが開催されました。
会場にはニセコ町 片山健也町長、豊田市東京事務所 竹内未帆所長、みよし市ゼロカーボン推進室 水谷昌弘室長がお越しになりました。
表彰式では事務局長の杉山が代表して八木哲也環境副大臣から賞状を受け取りました。今回の受賞は47誓約自治体*と「世界首長誓約/日本」事務局との共同受賞です。
*47誓約自治体:宇佐市、大木町、大津市、大府市、岡崎市、岡山市、小布施町、加賀市、加西市、鎌倉市、神河町、上士幌町、亀岡市、木更津市、北九州市、肝付町、京都市、串間市、郡上市、五島市、坂出市、佐渡市、鹿追町、志布志市、鈴鹿市、高山村、津島市、東京都、所沢市、富谷市、富山市、豊田市、豊中市、豊橋市、中間市、南牧村、新潟市、ニセコ町、東浦町、広島市、松本市、三島市、みよし市、山県市、余市町、横浜市、与謝野町
続くフォーラムでは、「『世界首長誓約/日本』-世界気候エネルギー首長誓約の国内普及-」と題した短い発表を行い、賞の選考委員の方から選考理由のご紹介や質疑応答がありました。
<選考理由の概要>日本で気候変動問題を解決するには、一律同じことをするわけではなく、それぞれの地域の特性に合ったやり方があると思う。地方自治体をターゲットにして首長が誓約をし、そして地域主役で国を動かして脱炭素社会を作っていくということは日本の特性にも非常にあっており、さらに波及効果が大きいなと感じ評価した。また、この誓約が一時的なものではなくて2年ごとの報告や、サポート体制も整っているということも評価の対象となった。
質疑応答の中では、杉山は、「今CO2削減だけでなく、地域はさまざまな課題を抱えています。そういった中でCO2削減だけではなく、それに取り組むことで、様々な地域の課題を同時に解決していこうという視点がある。また、今、現場の方々は、脱炭素のためには、様々な分野の方々と一緒にやらないと取り組みができない。緩和も適応も、環境部局だけではなく、ほかの防災や農業、健康や様々な部局の方々と一緒に取り組みをしなければならなく、そういった時に、首長がリーダーシップを取ってくださるということが非常に意味が深いと考えている」と述べました。
また選考委員からは、その中で今回受賞した「先進導入・積極実践部門」では「地域を重視した活動が、今回のこの部門全体で印象に残っており、地域をあげて会社をあげて、脱炭素に向けた機運を醸成、少なくとも応募内容を見る限りは醸成されつつあるのではないか。」とのコメントがありました。
授賞式およびフォーラムの様子はこちら(YouTubeへ移動)よりご覧ください。
「令和5年度気候変動アクション環境大臣表彰」の詳細はこちらから。