「世界気候エネルギー首長誓約」新たな共同議長を迎え新体制をスタート
European Executive Vice President for the European Green Deal Frans Timmermans named Co-Chair of the Global Covenant of Mayors for Climate & Energy
「世界気候エネルギー首長誓約」(Global Covenant of Mayors、以下、GCoM)は、12月10日、COP25 でイベントを開催し、GCoMの共同議長で欧州委員会のMaros Sefcovic氏の後任として、同委員会のFrans Timmerman氏が共同議長に就任したことを発表しました。
Frans Timmerman氏は、就任の挨拶で、GCoMは世界中のあらゆるレベルの地方自治体が参加し、気候変動の対策や経験を共有し、解決策を見出すための重要な仕組みだと強く確信している、われわれは人類として脱炭素社会へのパラダイムシフトをあらゆる都市、人々が進めて行かなければならない、これは大きな挑戦だが新たなチャンスがある、と熱く語りました。Frans Timmerman氏は欧州委員会の新体制の執行副委員長で、2050年までに大陸として初めて炭素中立を実現するロードマップを示す「欧州グリーン・ディール政策」に関する業務を統括します。
パネルディスカッションの後、GCoMの参加都市や関係者が壇上に集まり、野心的な目標を掲げて取組むこと、さらなる自治体の参加を呼びかけました。日本からは「世界首長誓約/日本」を代表して、京都市が参加しました。