東海ブロック説明会を開催しました

CoMJ Seminar for the Tokai Area was held in August

「世界首長誓約/日本」セミナーin 東海地域を8月27日、名古屋市で開催しました。おかげさまで約30の自治体関係者が参加、合計約70名の参加がありました。
環境省の森本環境事務次官は、これからの温暖化対策のアプローチはこれまでと変えていかなければならないと、地域からの取組みへの期待を述べられ、基調講演の柏木先生は、エネルギーによる所得の再配分を地域間でおこない衡平性を保つことが重要であること、分散型エネルギーの重要性を話されました。

続いて,世界首長誓約/日本の竹内事務局長(名古屋大学大学院環境学研究科教授)より世界首長誓約の目的や3つのステップ,期待される効果について説明しました。日本事務局/ヘルプデスクから提供されるツールの例として,セミナー参加自治体の基準年・目標年における域内のエネルギー生産量や最終エネルギー消費量,温室効果ガス排出量の推計,2030年の削減目標の設定支援ガイド,気候変動によるリスク・脆弱性の評価/適応策立案ガイドなどについて具体的に紹介しました。

東海地方の先進事例として、静岡県からエネルギー地産地消の取組み「ふじのくにエネルギー総合戦略」、豊橋市からは「バイオマス資源利活用施設整備・運営事業」の取組み状況について紹介いただきました。日本サステイナブルコミュニティ協会顧問の竹林氏からは、地域内経済循環を目指した木質バイオマス事業の事例を発表いただきました。

質疑応答では会場の皆さまから多くの質問をいただきました。資料はこちらからご覧いただけます。