「地域の力で加速する気候政策―未来へのステップー」世界首長誓約/日本ワークショップ in 名古屋大学を開催します。2024年10月24日(木)

■趣旨
 2024年夏は記録的な暑さだけでなく、進路を予測できない台風、豪雨による浸水被害など、気候変動の脅威を一層実感することとなりました。気候危機の最前線に立つ地方自治体は、気候変動の緩和策と適応策をさらに充実し、加速させなければなりません。
 「世界気候エネルギー首長誓約」(GCoM: Global Covenant of mayors for Climate and Energy)は、持続可能なエネルギーの推進、温室効果ガスの大幅削減、気候変動の影響への適応に取り組み、持続可能でレジリエント(強靭)な地域づくりを目指し、同時に、パリ協定の目標の達成に地域から貢献しようとする自治体が、世界最大の連合のもと、情報共有をしながら具体的な取組を進めています。
 このたび、世界首長誓約の日本の誓約自治体と気候政策のアップデートを目的としたワークショップを開催します。午前の部の基調講演、誓約自治体による脱炭素先行地域のイベント報告及び国際ワークショップ参加のフィードバックを一般公開とします。ぜひ、ご参加ください。

 ➡参加希望の方は、こちらのフォームから、参加申込みをお願いします。 

 午後の部は、関係者のみの非公開で名古屋大学の実践的な研究を行っている教授によるワークショップを通じて、誓約自治体の取組みを学び合い、担当者の方々が認識する課題などを共有し、スキルアップを目指します。同時に、自治体間のネットワークを深めます。

■開催日時:10月24日(木) 午前の部 10:00-12:00(一般公開)/午後の部 13:30ー17:30(非公開)
■開催場所: 名古屋大学 坂田・平田ホール(午前)/ネオレックスプレイスセミナールーム(午後)
      〒464-8601 名古屋市千種区不老町 理学南館 *現地参加のみ、オンライン配信なし

■主催:世界首長誓約/日本事務局(名古屋大学大学院環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター)

■プログラム(敬称略) ※午前の部(1~6)は一般公開、午後の部(7~8)は非公開
1.開会あいさつ
  横山 智 (名古屋大学大学院環境学研究科 研究科長、教授)
2.世界気候エネルギー首長誓約 世界事務局 ビデオメッセージ
  Pier Roberto Remitti (世界気候エネルギー首長誓約 世界事務局)
3.基調講演 「環境危機に立ち向かう地域の環境行政について」
  小森 繁 (環境省 中部地方環境事務所 所長)
4.「ゼロカーボン かみしほろサミット」の報告
  佐藤 泰将 (上士幌町ゼロカーボン推進課 課長)
5.GCoMアジアワークショップin バンコク参加自治体の報告
(1)バンコクワークショップ報告 徐 非凡 (名古屋大学大学院環境学研究科 准教授)
(2)参加自治体によるプレゼン
(3)パネルディスカッション
   パネリスト: 自治体担当者(所沢市/富山市/豊田市/岡崎市/みよし市/亀岡市)
   モデレータ: 杉山範子(名古屋大学大学院環境学研究科 特任教授、世界首長誓約/日本事務局長)
6.午前の部閉会の挨拶

(写真撮影)
昼食・休憩
7.自治体プレゼンリレー
   自治体担当者(上士幌町/山県市/郡上市/大府市/与謝野町/串間市/志布志市)
8.名古屋大学の自治体との取組
   (講演+グループワーク) 講演20分+グループワーク25分+発表10分+コメント5分
その1 :気候市民会議の開き方・生かし方
   三上 直之 (名古屋大学大学院環境学研究科 教授)
その2 :再生可能エネルギーから広げる地域活性化の仕方
   高野 雅夫 (名古屋大学大学院環境学研究科 教授)
その3 :世界気候エネルギー首長誓約 アップデート
   杉山 範子 (世界首長誓約/日本 事務局長、名古屋大学大学院環境学研究科 特任教授)
8.閉会あいさつ
   高野 雅夫 (名古屋大学大学院環境学研究科 教授、持続的共発展教育研究センター センター長)

全体司会:長谷川 明子 (世界首長誓約/日本事務局、名古屋大学大学院環境学研究科 特任教授)

参加申込みフォーム 

問い合わせ: 世界首長誓約/日本 事務局 (杉山・長谷川・徐・中山)
E-mail: info★covenantofmayors-japan.jp(★を@にしてください。)