一宮市(愛知県) 中野正康市長が署名しました!
2024年9月26日に、一宮市(愛知県)の中野正康市長が世界首長誓約/日本に署名し、国内49番目の誓約自治体となりました。
一宮市役所で誓約式が行われ、式には日本事務局が置かれている名古屋大学大学院環境学研究科の研究科長横山智教授も参加しました。一宮市は名古屋大学環境学研究科と「連携・協力に関する協定」を2024年7月9日に締結し、その席で誓約を呼びかけたのも誓約のきっかけの一つとなりました。
一宮市は、昨年2023年に設立された「いちのみや未来エネルギー会社」の共同出資者の一つであり、環境センターからの熱や市内の太陽光発電などを使用し、市の公共施設に電力を供給、今年からは市役所にも電力供給し、エネルギー地産地消の取組みを着実に進めています。
中野市長からは「エネルギーのあり方は、まちづくり全体に関わる話。しっかりと市政の舵取りを行い、市民にとって幸せな地域をつくっていきたい。」と挨拶がありました。
市長の誓約ののち、杉山事務局長、横山研究科長が挨拶を述べました。
杉山事務局長「気候政策や脱炭素化は、環境部局だけではなく、あらゆる部局が一緒になって取り組んでいかなければならない課題です。また、今年の夏が猛暑だったように適応策を進めていかなければいけません。首長のリーダーシップで各局に呼びかけ、この世界首長誓約を大いに活用し、こうした横断的な取組みを進めていただけることを期待しています。」
横山研究科長「温暖化が進むと、人々の生活を脅かす危険が、災害のリスクがものすごく増え、本当に待ったなしの状況になっていると思います。 この誓約への署名を契機に、市民の皆様に防災への意識を高めていただき、一宮市ではこの地球温暖化の影響をこれ以上受けることなくこの美しい豊かな生活環境を次世代に引き継ぐために、積極的な行動をしていただくことを切に期待しています。」
誓約式の様子は、地域のケーブルテレビで放送されました。YouTube(「街ネタプラス_2024年9月27日放送分」)からもご覧になれます。