上士幌町(北海道)の竹中貢町長が世界気候エネルギー首長誓約に署名
2022年6月20日、上士幌町(北海道)の竹中貢町長が、世界気候エネルギー首長誓約に署名しました。これで、日本国内の誓約自治体は30になりました!
上士幌町は、「未来へつなぐ持続可能なまちづくり―ゼロカーボン上士幌の実現とスマートタウン構築を目指して―」として、2022年4月、環境省より脱炭素先行地域に選出されています。昨年にはゼロカーボンシティ宣言も行い、「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」にも選定されています。
竹中貢町長は、これまで取組をさらに加速させ、脱炭素先行地域を前倒しで実現していくと意気込みを表明しました。上士幌町では、持続可能な街づくりに向けた取組により、令和2年度のデータで、人口減少に歯止めをかけ、若年層の移住者率も70%以上を維持し、高齢化率の上昇をストップさせているほか、町民所得の増加、町の税収の増加という成果もあげています。さらに、食料自給率が約3500%という桁違いの高さである上に、バイオガス発電によるエネルギー自給率(発電量ベース)は一般家庭と町内主要施設の消費電力の約100%をカバーしています。担当者が、環境やエネルギーの取組をSDGsでつないでいくと話すように、町内の多様な分野で素敵な取組がすでに始まっていて、町外の企業も注目し関係人口も増加しており、これからの展開が楽しみです。